2023年11月27日に、全国語学教育学会第49回年次国際大会にて「Teaching Toki Pona in Japan: Insights and Implications」を発表しました。
トキポナの紹介のあと、2022年に始めた「トキポナクラブ」という大学の学習会について報告しました。教師のリフレクションと学生アンケートをもとに、以下のことが分かりました:
- メタ言語知識: 言語に限らず文法に対する意識が高まることを観察しました、特に品詞に対する意識です。
- ハイコンテクスト文化:英語を学習していると、外国語というのは母語よりもローコンテクストであることを思うようになります。日本語よりもハイコンテクストであるトキポナを経験することによって、より相手のことを考える機会になり、様々なコミュニケーション方法があることを理解しました。
- コミュニケーション能力:外国語の単語が分からないときに言い換えるというストラテジーがよりできるようになったと答えました。
- 教職課程の学生にとって、英語教育と違う指導法を経験する機会になりました。
- 会話ではなく文法や翻訳中心のレッスンに関して批判の声はありませんでした。逆に、新しい文法が紹介された日にはしっかりと使えるようになったことに対して喜んでいました。
トキポナは言語習得の負担が少ないため、より正式な調査が必要であると結論づけられた。